村の挑戦
2017年7月13日
森林管理認証(FM認証)は、森林経営の持続性や環境保全への配慮等に関する一定の基準を満たした森林を第三者機関が審査・認証する制度です。今回根羽村SMF森林認証協議会では、村有林、私有林、県林業公社、県有林に加え、矢作川流域の安城市、明治用水土地改良区 有林など、ほぼ村内全域を対象に森林管理認証を7月1日付けで取得しました。こうした流域を巻き込んだ取り組みは全国でも初めての事例です。
この森林認証には、森林を対象としたFM認証(森林管理)と、木材の流通・加工業者を対 象としたCoC認証(流通・加工)があり、認証製品として消費者の皆さんまで届くには、この二つの認証を通ったものでなければなりません。根羽村森林組合では、この4月1日にCoC認証を取得しており、今後根羽村からの木材を認証材としてお届けすることが可能となりました。矢作川の源流地にある根羽村では、これからも水源の涵養や持続可能な健全な森林管理に 努めながら、元気な地域づくりに邁進してまいりたいと思います。