東京オリパラ・選手村ビレッジプラザへの木材供給協力

村の挑戦

2018年4月26日

(村長コラム 2018.4.26)

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」における
 日本の木材活用リレー~みんなでつくる選手村ビレッジプラザ~
事業協力者として参加します


「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」は、オールジャパンで大会を盛り上げ、大会後にレガシーを残すことを目的に、選手村ビレッジプラザの建築に必要な木材提供を全国の自治体に呼びかけ、63の自治体が参加する42事業協力者が選定され、「根羽村・川上村・天龍村」の3村共同で協力事業体として参加することとなりました。長野県は南信地域ではスギ・ヒノキ、東信地域ではカラマツを主体とした林業が行われています。今回の施設整備では、全国から提供された地域材が利用されるわけですが、地域材を活用することによって地域の森林が適正に整備され、かつ地域内で経済が循環できることから、地域材を活用することは、将来に向けて持続可能な地域づくりをする上で最も重要なことであります。こうした取り組みを、世界各国から訪れる皆さんが利用する「選手村ビレッジプラザ」で広くPRできることは大変意義あることと思います。今回の木材提供を通じて、競技大会の盛り上げに協力するとともに、大会後も大会のレガシーとしてしっかりと活用して行きたいと思います。
村の中で「雇用の循環があること」、「経済の循環があること」、「生きるための小さなサービスの循環があること」が、人が住み続けられるためには必要である。自分たちの地域を誇れる大人となって、次世代を担う子供たちに明るい未来をつないで行くことが、私たちの役割と思うのは私だけでしょうか。

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